
乾燥にんにくは、外側の皮がむきにくくて下準備が面倒なんですよね。
ネット上にはにんにくのむき方の裏技がいろいろ紹介されているので助かるのですが、結局どれが一番楽なの?ってなりません?
そこで、さまざまなむき方を試して、実際どの方法が良いのか?を検証しました。
すると、いくつかの裏技を組み合わせた、複合裏ワザが一番楽という結果に・・・。
(といっても簡単ですからご安心を)
一体どうするのが良いのでしょうか?

簡単なにんにく皮のむき方裏技ご紹介!
まずは、にんにくをむく裏技をいくつかご紹介します。
実際に私が実践したときの評価もしていますので参考になさってください。
【粒をねじる】にんにく皮むき おすすめ!
![]() |
5.0 | ![]() |
4.0 |
![]() |
5.0 |
1片ごとにほぐしたら、根っこ側と先端側を持って、逆方向にねじったり、真ん中でへし折るイメージでグッと押し出したりして、皮を破る。
外皮が破れても5,6回グニグニし続けると、最後の薄皮もむけてくる。
- 道具が何もいらないので、すぐにできる。
- ゴム手袋を併用すると少しやりやすくなるし、指にニオイもつかないので便利。
- 皮が乾燥しているにんにくほどむけやすい印象。
- 根っこ側を包丁でカットしてからやるとキレイにむけやすい。
【レンジでチンする】にんにく皮むき おすすめ!
![]() |
4.0 | ![]() |
5.0 |
![]() |
5.0 |
1片ごとにほぐしたら、根っこ側を包丁でカットして、ラップにくるんでレンジでチン。
500W~600Wで、10秒/片が目安。
レンジで加熱中ににんにくが膨らんで、皮がパキッと割れるのが分かるので、そこまで加熱すればOK。
取り出してすぐだとやけどする恐れがあるので、少し冷ましてから先端側を持つと、皮がツルンと取れます。
- たまに破裂することがあるので、念のためラップをしておいたほうが安全。
- 加熱によって辛味や風味が半減するので、生食には向かない。加熱するレシピで使用。
- 最後の薄皮が残りやすいので、薄皮が気になる人はやらないほうが良い。
- 皮むきの手軽さ・早さではNo.1の処理方法。
【水に10分ほど浸ける】にんにく皮むき
![]() |
4.0 | ![]() |
4.0 |
![]() |
3.0 |
1片ごとにほぐしたら、根っこ側を包丁でカットして、水に10分ほど浸ける。
(ぬるま湯のほうがむけやすいということだったので、冷水と比較してみた。)
10分後、根っこ側から皮を爪でひっかいてむく。
- ツルンというほどでもないが、乾燥しているものよりはずっとむきやすくなっている。
- 水がついているので、指にニオイがつきにくい。
- 皮が湿っているので、むいた皮がフワッと散らかりにくい。
- 冷水よりもぬるま湯のほうが少しむきやすかったけど、それほど差はないので、面倒なら水道水でOK。
【シリコンピーラー】でにんにく皮むき
![]() |
5.0 | ![]() |
4.0 |
![]() |
4.0 |
シリコンピーラーとはシリコン製の皮むき器で、大きめの100円ショップなら大抵置いてあります。
根っこ側と先端側両方カットしたら、中に入れて10秒ほど手のひらでゴロゴロやるだけで皮がむけます。
- 1~2個ずつしかできないので、少量の処理の時に向いてます。
- 手にニオイがつかないのもメリット。
- 一部しかむけず、全体がキレイにむけないこともあるので、そこは手でフォローした方が早い。
- ゴリゴリやってると途中でパリパリッという音になるので、皮がむけたことが分かる。
- そば打ちのように前後させるだけでなく、粘土を丸める時のような回転の力も加えるとむける確率が上がる。
- 割とむけるので、毎回1,2片しか使わない方にはおすすめグッズだと思います。
【袋の中でゴシゴシ】でにんにく皮むき(大量処理向き)
![]() |
4.0 | ![]() |
3.0 |
![]() |
4.0 |
1片ごとにほぐしたら、根っこ側を包丁でカットして、ジップロックなど厚手のビニール袋に入れます。
袋の中のにんにく同士がこすれ合うように、袋の外から両手で挟んでゴリゴリ揉みますと、次第に皮に亀裂が入り、むけてきます。
- 1,2粒ではなく、大量にむく場合に向いている処理方法です。
- 皮がとり切れないものは、取り出して手でむいたほうが早い。
- 手がちょっと痛くなる。
【2個のボウルで振る】にんにく皮むき(大量処理向き)
![]() |
3.0 | ![]() |
3.0 |
![]() |
4.0 |
ボウルに1片ずつにほぐしたにんにくを入れ、もう1つのボウルでフタをします。
ボウルをしっかり押さえて20秒ほど力強く上下に振りますと、中でにんにく同士がぶつかり合い、皮がとれます。
※動画だとやり方が分かりやすいと思います。
- にんにくの量が少ないとあまりむけないので、大量の処理向きです。
- ボウルの大きさは異なっていても、しっかり押さえられるならOK。
- シェイクで結構疲れる割に、動画のようにスパッとむけなかった・・・。
いろいろあるけど、結局どれが良いの?
いや~、にんにくの皮むき裏技っていろいろありますね!
結局どれが一番おすすめなのでしょうか?
電子レンジがいちばん早くて楽!
私が実践してみて皮むきが一番楽だな~と思ったのは電子レンジです。
皮が身から浮いてしまう感じで、ホント、ツルンッという感じで取れます。
でも、電子レンジ方式には欠点もあって
- 薄皮が残りやすいし、残った薄皮は剥がしにくい
- すりおろしなどの生食には使えない
- にんにくの香ばしい香りが飛んでしまう
という点です。
これが気にならないのであれば皮むきは電子レンジが一番。
生食も香りもOKな最強皮むき方法は意外とシンプル!
生食にしたいときや、にんにくの香ばしさを残したいなら、ガーリックピーラーもおすすめです。
でも、買ってこないといけないですよね。
実際に色々な裏技を試してみて、道具なしでもそこそこむけるのは、ねじり法と水浸け法でした。
ですので、この2つの裏技を組み合わせた方法が最強と勝手に認定します!

- 根っこ側をカットする。
- りん片をねじって皮に亀裂を入れ、簡単にむけるとこまで手でむく。
- ねじり法でむけきれなかったものだけ、水に10分浸けてからむく。
これなら特別な道具も準備する必要もないし、時間もそれほどかかりませんね!

むいた後、手や指先についたにんにくのニオイのとり方
にんにくの皮むきを大量に処理すると、料理をし終っても指先ににんにくのニオイがこびりついていて、なかなか消えないんですよね。
どうにかならないものでしょうか?
一番確実なのは、ニオイがつかないようにゴム手袋や薄手のビニール手袋をはめてにんにくをむいたり切ったりすること。
また、ニオイ成分は、調理前に70~80℃以上の加熱しておくと発生が抑えられますので、電子レンジでチンしてからカットすれば、だいぶ違います。

手についたにんにくのニオイをとる方法
ニオイが指先についちゃったときに、スグ消す効果的な方法は2つ。
1.指先をステンレスにこすりつける
不思議なんですが、ニオイのついた指を金属製のシンクやボウル、鍋フタなどにゴシゴシこすりつけると、割とニオイが落ちます。
こびりついたニオイ成分が濡れた金属と触れることで水に溶けやすくなり、手から落ちていくとのこと。
参照:ウィキペディア
完璧ではありませんが、体感的には50%くらいニオイがとれます。
指先を何回もゴシゴシとこすりつけるのがコツかも。
2.歯磨き粉で指を洗う おすすめ!
もうちょっとしっかりニオイをとりたいときは、指先に歯磨き粉をつけて、もう片方の手でしっかりとこすります。
歯磨き粉に含まれる研磨剤の力でニオイ成分が剥がれ落ち、ニオイがとれます。
意外と爪の隙間や爪側(手の甲の面)にもニオイ成分が入り込んでいますので、指全体をもう片方の手で包むようにこすり洗うと効果的。
すると80~90%くらいはニオイがとれて、もう気にならないくらいになりますよ。
にんにくの皮のむき方 まとめ
にんにくの皮を簡単にむく裏技はいろいろとありましたが、結局、裏技とはいえないようなシンプルな方法でも十分にむけるんですね。
どんな方法でも、根っこ側を先にカットしてからやったほうが皮がよく取れましたので、根っこ側のカットは必須かもしれません。
にんにくの皮をむくときは、今回ご紹介した方法を是非試してみてくださいね♪

この記事を読んだ人はこちらも読んでいます


