
にんにく卵黄サプリメントは、疲労回復をはじめ、さまざまなサポートを期待できますから、多くの方が日常生活に取り入れています。
普通に飲んでもOKですが、そのパワーを最大限に引き出すための効果的な飲み方や飲むタイミングなどは知っておいて損はないはず。
また、普段から薬を飲まれている方は、飲み合わせも気になるところですよね。
にんにく卵黄サプリの効果的な飲み方と飲み合わせについてまとめました。
サプリメントは【栄養補助食品】だということ
サプリメントの飲み方を知る前に、最初に知っておいたほうがいいこと。
それは、にんにく卵黄サプリに限らず「サプリメント」と呼ばれているものは【栄養補助食品】だということ。
サプリメントは「普段の食事で不足しがちな栄養成分を補うための食品」です。
健康維持に大事なのはやっぱり1日3回、バランスのとれた食事。
でも、忙しい毎日だと、食事から十分な栄養を摂ることも難しくなってきます。
だからこそ食事のサポートとして、手軽に摂れるサプリメントが活躍するんですね。
サプリメントの飲み方やタイミング、飲み合わせが気になる時は、「サプリメントは食品だ」と念頭に置いて考えるといいですよ。
例えばバナナが健康に良いからと言って、一気に20本も食べたらさすがに体に悪いというのは想像できますよね。
サプリメントもバナナと同じ「食品」ですから、一気に20粒も飲んだら体に悪いわけです。
にんにく卵黄サプリメントの効果的な飲み方
にんにく卵黄サプリメントは、結局は食品なので、飲む量だけ気をつければあとは基本的に自由に飲んでOKなんです。
でもやっぱり、より効果を引き出す飲み方がありますので、せっかく飲むなら、サプリメントの効果を最大限に引き出しましょう!
飲み方1:常温の水またはぬるま湯で飲む
サプリメントは水またはぬるま湯で飲むのがいちばんです。
水なしで飲むと食道に引っかかりやすくなることもありますし、水と一緒に飲むことで胃が活発になり、胃でカプセルが溶けやすくなって良いのです。
また、カフェインを多く含む飲み物(緑茶、紅茶、コーヒーなど)で飲むのはNGです。
カテキンやカフェインが栄養素の吸収を邪魔することがありますので、やめておきましょう。
すでにコーヒーを飲んでしまったよ~という場合は、30分ほど空けてからサプリメントを飲むと良いですね。
飲み方2:飲むタイミングは食後30分以内がオススメ
食前より食後に飲むほうがオススメです。
食事で消化器官の働きが活発になっているので、栄養成分の吸収率がアップします。
また、栄養素の中には、食事で摂った他の栄養素と一緒になることで、吸収率がアップするものもあります。
なお、にんにく卵黄サプリメントは、中身が刺激の強いにんにく成分が含まれています。
卵黄とともに煎ってあるので、生のにんにくよりも相当マイルドになっていますが、胃腸の弱い方は、空腹時に摂取すると胃痛を起こすことも考えられます。
飲み方3:1日2粒の飲むタイミングは朝と晩に
サプリメントによっては、1日の摂取目安が2粒、3粒のものもあります。
1度にまとめて飲むのも良いですが、1日2粒の場合は朝・晩に、3粒の場合は朝・昼・晩に分けて飲むのもおすすめです。
栄養成分の中には、体が一度に吸収できる量が決まっているものもあります。
余った分は体外に排出されてしまいますので、ゆっくりしっかり成分を吸収するために、分割して飲むと良いでしょう。
でも、一番大事なのは「飲み忘れないこと」ですよ。
分割飲みしたがために飲み忘れるくらいなら、ご自身が飲み忘れずに習慣化できるタイミングのほうを優先しましょうね。
飲み方4:毎日飲み続ける
サプリメントは食品ですから、薬と違って、即効性はありません。
健康的なバランスの良い食事をしたからと言って、翌日から急に健康になりはしませんよね。
サプリメントを飲み始めるなら、最低でも1か月は毎日コツコツと飲み続けることがとても大切です。
人によっては、飲み始めてすぐに実感できる場合もありますが、本当の意味で体の内側が生まれ変わるには、相当時間がかかります。
例えば、細胞の新陳代謝(生まれ変わる)「ターンオーバー」。
肌細胞が古い細胞と入れ替わるには約1か月必要とのこと。
サプリメントで摂った栄養を全身に運び、老廃物を回収する血液もターンオーバーします。
健康の根本となる血液(赤血球)のターンオーバーはなんと「4か月」。
やっぱり体の内側から若々しさを保つには時間がかかるんですね。
飲み方5:1日の目安量より多く飲んでもあまり意味ない
たくさん飲めば、栄養もたくさん摂れそうな気がしますが、働きが強まることはありません。
成分によっては、過剰摂取により体調不良になってしまう場合もあります。
なんか実感できないな~と思っても、増量するのではなく、その製品の1日の目安量を参考に、毎日続けることのほうが大切ですよ。
にんにく卵黄サプリメントの、薬との飲み合わせ
薬を処方されるときに、お医者様から服用上の注意として「この食べ物、飲み物は気をつけて」と言われる場合もありますね。
にんにく卵黄サプリメントは、基本的には薬との飲み合わせで相性が良くない!ということは少ないのですが、原材料に使用されている「にんにく」や、にんにく卵黄をペースト化する時に使われる「サフラワー油(紅花)」には、飲み合わせに注意しないといけない薬があります。
以下の薬が、にんにくや紅花との飲み合わせに注意が必要な薬です。
以下の薬と併用すると薬の効果が減弱する可能性があります
- 抗ウイルス薬>抗HIV薬(HIVプロテアーゼ阻害剤)【アタザナビル硫酸塩】【ホスアンプレナビルカルシウム水和物】【ネルフィナビルメシル酸塩】【リトナビル】【サキナビルメシル酸塩】
- 抗菌薬>抗結核薬【イソニアジド】
- 抗悪性腫瘍薬>トポイソメラーゼⅡ阻害薬【エトポシド】
以下の薬と併用すると薬の作用が増強する可能性があります
- 気管支拡張薬>テオフィリン薬【テオフィリン】
【にんにく・紅花】
以下の薬と併用すると、紫斑(青あざ)や出血が生じる可能性があります
- 抗血栓薬>抗血小板薬【チクロピジン塩酸塩】【クロピドグレル硫酸塩】【アスピリン】【シロスタゾール】
- 抗血栓薬>経口抗凝固薬【ワルファリンカリウム】
【紅花】
以下の薬と併用すると薬の効果が減弱する可能性があります
- 糖尿病治療薬>スルホニル尿素【グリメピリド】【グリベンクラミド】【クロルプロパミド】【トルブタミドン】
- 糖尿病治療薬>チアゾリジン誘導体【ピオグリタゾン塩酸塩】
- 糖尿病治療薬>インスリン
にんにく卵黄サプリメントは、メーカーによってはサフラワー油を使用していないものもありますし、原材料が異なります。
ですので、薬を処方されている方や、病気療養中の方は、念のため、かかりつけのお医者様に相談の上、飲み始めたほうが安心ですね。
にんにく卵黄サプリメントの飲み方 まとめ
サプリメントの飲み方は、目安量さえ守れば、いつどのタイミングで飲んでもOKですが、効果的な飲み方をすることによって、より実感しやすくなりますね。
普段から忙しくて、なかなか食事や自分の体のことに気を配れない時は、にんにく卵黄サプリメントで健康サポートをしましょう!
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