
受験シーズンとピッタリ重なるインフルエンザの流行時期。
受験する子供の努力を見守ってきた親としては、なんとしてもインフルエンザから受験生を守ってあげたいですよね。
ベストコンディションで受験するためにも、受験生や受験生を持つ家族は、万全の態勢でインフルエンザ予防対策をしましょう。
特に気をつけたいのが予防接種を打つ時期・タイミングです。
予防接種が有効な期間は限られていますから、受験直前から受験日にかけて、しっかり効いてくれる、ベストな接種時期をこのあと図解で説明しますね。
また、予防接種だけじゃありません。
受験生がインフルエンザにかからないようにするために、家族が協力してできることは他にもたくさんありますから、この際、正しいインフルエンザ予防方法を身につけておきましょう。

このページを読めば、受験日までインフルエンザや風邪にかからないで済む確率がグンと上がること間違いなし!
是非参考になさってください。
受験生がインフルエンザにかかりたくない期間は?
受験生が絶対にインフルエンザにかかりたくない時期は、最後の追い込みの受験1,2か月前から受験当日までですよね。
最低でもその期間中は、インフルエンザ予防接種の効果がバッチリ効いてもらわないと困ります。
インフルエンザ予防接種って、打って2週間ころから効き始め、4か月ほどの有効期間がありますから、この有効期間内にうまく収まるように、予防接種をする時期を決めれば良いわけですね。
受験生がインフルエンザ予防接種する時期・タイミング
受験1,2か月前から受験日まで、予防接種の効果が持続するベストなタイミングは、
(受験日が特殊な場合は図を見てアレンジしてください。)
12月に入ると急激にインフルエンザが流行しだすので、その意味でも11月中旬までに予防接種を打っておくことは非常に有効です。
早めの情報収集を!

中学受験の方は2回接種になるのでタイミングは少し早める
13歳未満の子供は免疫力が少ないため、2回に分けて接種するのが標準的です。
1回目を接種した後、2週~4週間空けて2回目を接種する感じになり、予防効果がしっかり現れるのが、2回目接種の2週間後ころです。
もし2回接種となる場合は、1回目の接種時期を10月中旬ころにしましょう(一般的な中学受験日の場合)。
家族も予防接種を!
受験生がインフルエンザに感染する経路は、なにも本人が学校などでもらってくるだけではありません。
両親など社会人が家にウイルスを持ち込み、子供に感染してしまう可能性だって当然考えられます。
ですので、せめて受験の年だけでも、家族全員が予防接種を受けておくと安心です。

予防接種以外のインフルエンザ予防習慣も忘れずに!
予防接種をすることにより、発症確率を40%程度に下げることができると言われています。
でも、逆に言えば、予防接種だけでは完全に防げないということ。
したがって、予防接種だけでなく普段の生活の中でできるインフルエンザ予防対策を心掛ける必要があります。

- 外から帰ったら手を洗う
- 部屋の湿度を上げる
- しっかり睡眠をとる
- バランスの良い食事を摂る
- 人混みにむやみに入らない
もちろんこれらのことは、受験生本人だけでなく、家族全員が心掛けると良いですね。

1.外から帰ってきたら手洗いを
外では、他の感染者がドアノブやスイッチ、手すりなどを触り、そのあと自分が触ると、自分の手にウィルスがついてしまうことがあります。
誰かのウィルスが手についているのに、手洗いをしないまま無意識に目や口を手でこすって感染することが多いのです。
そこで、外から帰ってきたら、石鹸でしっかり手を洗い、手についたウィルスを落としましょう。
正しい手の洗い方
チャチャッと手を洗うだけでは、しっかり洗えていない部分も出てきて、十分にウィルスを落としきれないことがあります。
ここで、正しい手の洗い方を身につけておきましょう。
2.部屋の湿度を保ってウィルス対策とノドの保湿対策
ウィルスは、乾燥した空気の中だと自分自身が軽くなり、空気中を漂いやすくなって、感染範囲が広がります。
ですので、部屋の湿度を加湿器などで50%~60%前後にしておくと、ウィルスが水分を吸って重くなって飛びにくくなり、感染の可能性も下がります。
また、乾燥状態が続くと、ノドや気管支も乾燥し、防御機能が低下します。
室内なら加湿器があればOKですが、外出時はマスクをして、自分の呼吸でノドの湿度を上げて乾燥対策をするのも効果的です。

3.睡眠をとることも勉強のうち
疲れていたら、やっぱり体の抵抗力も落ちて、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
体力回復には、質の良い、十分な睡眠が不可欠ですから、夜中まで受験勉強をしている真面目な子も、できるだけまとまった時間、しっかりと睡眠時間をとるようにしたいですね。
それに睡眠不足だと、勉強してても集中力が落ちてしまい、勉強の効果が半減してしまいますから、受験生は睡眠をとることも勉強のうちなんです。
4.バランスの良い食事で栄養補給
睡眠同様、免疫力・抵抗力をつけるのに、食事も有効です。
バランスの良い食事を3食しっかり摂り、健康を維持するようにしましょう。
ビタミンACE、ビタミンB2、鉄分、亜鉛など免疫を高める成分を含む食事を中心にするとより効果的ですね。
5.学校、満員電車などの人混みは出来るだけ避ける
学校の教室や満員電車など、密閉した空間で他の人と長時間接触するような環境は感染リスクが非常に高いです。
そういうところには近づかないのがいちばんですが、現実問題としては無理ですから、そこでできる自衛手段はマスクをするしかないでしょう。
ガーゼマスクではなく、不織布マスク(使い捨てのもの)のほうが目が細かいので、予防効果が高いです。

なるべく隙間を作らない装着をし、1日使ったら汚れていますから取り換えるようにしましょう。
インフルエンザ予防にうがいは効果なし?
親世代は、子供のころから「家に帰ったらうがい手洗い」としつけられた方も多いと思いますが、最近になって、インフルエンザ予防という観点からは「うがい」の効果はかなり限定的だと言われるようになりました。
厚労省が毎年発表するインフルエンザ総合対策の中に掲げられていた「うがい」が、2008年から消え、今も「うがい」の項目はありません。
なぜうがいに効果がないかというと、インフルエンザウィルスは、粘膜に付着すると20分ほどで細胞内に取り込まれて感染してしまうので、20分ごとにうがいをするのは現実的でないので、帰宅してからうがいをしても結局間に合わないので、ほぼ意味がないということです。
でも、うがいには、口内の清浄や、ノドを保湿してウィルス防御機能を保持するなどの効果はあります。
ですので、インフルエンザに効果はなくても、通常の風邪予防には十分効果を発揮しますから、やったほうがいいのは間違いないですね。
冬は風邪にかかる可能性も高いから、うがいも必須だね。

受験生のインフルエンザ対策 まとめ
受験日の数日前にインフルエンザにかかってしまうケースも実際に毎年あるんですよね。
再受験や別室受験をさせてくれれば良いのですが、そういう対応をとってくれる学校もまだまだ少ないようです。
とにかく、インフルエンザや風邪にかからないのがいちばん!
受験生本人だけでなく、家族も協力して、みんなでインフルエンザ予防に取り組んで、ベストコンディションで受験に臨めるようにしたいですね。

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