
にんにくを食べると体がポカポカしたり、疲労回復に役立ったり、健康に良い食材として知られていますよね。
実は、にんにくってお風呂に入れても効果を感じられるんですよ!
にんにく風呂にすると、特にポカポカ効果とお肌への効果が抜群なんです。
さらには、アトピー性皮膚炎を症状を軽減するのにも役立つというから驚き!
- 冷え性の方
- 乾燥肌の方
- アトピーの方
には特におすすめ!
知ってる人から始めてる「にんにく風呂」。
食べるわけじゃないからお口のニオイの心配もないし、簡単に準備できるから、手軽にできるのもおすすめポイント。
「にんにく風呂」という、にんにくの意外な活用法。
今回は、にんにく風呂のやり方・入り方や効果についてご紹介します。
あと、気になるにんにくのニオイは実際どうなのか?についてもお伝えしますね。
にんにく風呂はどうして肌に良いの?
にんにくに含まれているアリシン・S-アリルシステイン・スコルジニンなどの成分は、新陳代謝を活発にして、肌細胞の生まれ変わり(=ターンオーバー)を活発にする作用があります。
お肌のターンオーバーが正しく行われるようになれば、肌細胞が元気になり、肌トラブルに対する抵抗力もつくってわけです。
その上、にんにくには保湿作用もあるため、角質層の水分を保ち、みずみずしい潤いとツヤを肌に与えてくれます。
さらには、にんにくのもつ殺菌力は、吹出物や水虫、アトピーなどの症状にも働きかけ、改善に向かうことができます。
このように、お肌に良い作用をもたらす成分がたくさん入っているにんにく。
食べて吸収するのもOKですが、実は、これらのにんにく成分は、皮膚のたんぱく質とのなじみが良いので、にんにくをお風呂に入れて入浴する「にんにく風呂」だと、にんにく成分を皮膚から直接吸収でき、より効果が期待できるのです。

- 新陳代謝促進による肌の生まれ変わり
- 保湿作用による乾燥肌改善、肌トラブル防止
- 殺菌作用による吹き出物や水虫の改善
- 抗酸化作用によるシミ、シワなどの肌老化防止
- 角質を柔らかくする
入浴後のポカポカも長続きする
にんにく成分には血行を促進する作用がありますので、にんにく風呂に入ると体が芯から温められ、足先までポカポカの状態が長続きします。

にんにくエキス入浴剤入りのお風呂に入ると、さら湯と比べて、まず温まり方が違います。
さらに、入浴後の保温性もグッと良くなるのが分かります。
にんにく風呂を実践している方の声

20代のころから冷え性でしたが、妊娠・出産を機にひどくなりました。
特に夏は会社の冷房が辛くて、ひざ掛けが手放せませんでした。
そんな時に、にんにく風呂を試してみたら、1か月ほどで冷えを感じないようになったのです!
入浴後はいつまでも体がポカポカして、疲労もスッと回復するようになりました。
また、肌に潤いが出てきて、しっとりするようになりました。
子供のおむつかぶれも、にんにく風呂に入っていれば悪化することはありません。
もはや、さら湯では物足りないので、週に5日はにんにく風呂に入っていますよ。
鴨川湯です!
今日で6月も終わりですね!明日から7月!これからどんどん暑くなってきます!
そんな今日はファイト100倍の熟成黒にんにく風呂です!
本日限定なので是非是非お試し下さい♨︎元気なりすぎ注意です!!!
ほどほどに… pic.twitter.com/q5oCZULkYj— 鴨川湯(Kyoto Shimogamo) (@kamogawa_yu) 2016年6月30日
にんにく風呂始めて少し経ったけど
ほんとに乾燥痒みなくなってるわ…!— ちよ、 (@horichiyo326) 2015年1月12日
にんにく風呂はアトピーにも良い
アトピー性皮膚炎があると、さら湯に入浴するとかゆみや肌トラブルのもとになるので、何らかの入浴剤を利用している方も多いと思います。
にんにく風呂であれば、保湿作用や殺菌作用がありますので、肌を清潔に保ちながら、保湿もしてくれるので、入浴後のかゆみを抑え、症状改善をサポートしてくれます。

にんにく風呂は、にんにくをバスタブにただ入れるだけなので、やってみる価値は十分ありそうですね。

にんにく風呂のやり方は簡単!
これだけのお肌効果が期待できるにんにく風呂ですが、準備するものも少なく、やり方も超簡単です!

【用意するもの】
- にんにく・・・3~4片
- ガーゼ・・・にんにくを包める大きさ1枚
- 輪ゴム・・・1本
これだけ!
にんにくを包むガーゼがなければ、ストッキングや排水口ネットなど、代用品でOK!
【にんにく風呂のやり方】
1.にんにくの皮をすべてむき、両端を切り落とす
にんにくを薄皮まで全部むいたら、中の成分が染み出しやすいように、根っこ側と反対側の両端を包丁で切り落とします。
2.にんにくをガーゼで包む
にんにくをガーゼで包み込み、輪ゴムで縛って中身が出ないようにする。
3.にんにく袋を浴槽に入れ、お湯を張る
にんにく成分がお湯に染み出す時間が必要なので、お湯を張る前か、入浴する数十分前に、完成したにんにく袋を浴槽に投入しておきましょう。
にんにく袋はその日はずっと浴槽に入れっぱなしにしておいてください。

4.入浴時間は10分が目安
にんにく風呂は5~10分入浴しただけで効果を期待できます。
いつも通り入浴すればOKって感じですよね。
あまり長湯すると、ほんとポカポカになり過ぎちゃうかもしれないので、長くても20~30分程度にしておきましょう。
5.出る時は洗い流さない
お風呂から出る時は、体についた湯船のお湯をシャワーで洗い流さずに出ましょう。
せっかく肌についたにんにく成分が流れ落ちてしまいます。
にんにくのニオイが体に付着しているのを感じる場合があるかもしれませんが、ニオイ成分は湯上り後2,3分で消えてしまいますので大丈夫です。

にんにく風呂のニオイは大丈夫?
にんにく風呂は、それほどにんにく臭は強くありません。
浴槽や浴室ににんにく臭がこびりつくこともありませんし、入浴中にお湯から上がってくるにんにく臭もわずかです。
湯上り後に、肌ににんにく臭が残ることもありませんので、安心して入浴出来ますよ。
私はにんにく臭に慣れているせいかもしれませんが、ほとんど感じないくらいなんです。
ニオイを感じるのは、にんにく袋を準備するときの、にんにくの根っこをカットするときくらい。

もしにんにく風呂のニオイが気になるなら・・・
そうは言っても、もし実際にやってみてやっぱりニオイが気になる場合は、にんにく臭を弱める方法もあります。
ひとつは先ほどご紹介した、レンジでチンしてからガーゼに包むこと。
もう一つは、ガーゼの中に、一緒にレモンやゆずをひと切れ加えることです。
どちらの方法もにんにく臭を抑えるのに有効ですので、ニオイが気になる方は試してみてくださいね。
敏感肌の方、アトピーの方の注意点
にんにく風呂は、刺激の強いものではありませんので、ほとんどの方は肌への刺激を感じることはないでしょう。
しかし、敏感肌の方、アトピーの方は、にんにく風呂で多少刺激を感じる場合があります。
気にせずザブンと入って、全身かゆくなったら大変ですので、心配な場合は、にんにくをレンジでチンしてから投入すると刺激を抑えることができます。
もしくは最初は足だけお湯につけてみて、刺激がないかどうか確かめるのも良いでしょう。
入浴時に刺激を感じなかったとしても、入浴後24時間以内に、お肌に何らかの異常を感じた場合は、にんにく風呂はやめておきましょうね。
気をつけてやってみよう!

手軽!にんにくエキス入り入浴剤でにんにく風呂
今ご紹介したようなにんにく風呂だと、にんにくを毎回準備するのが大変ということもあるかもしれませんね。
そんな時、手軽ににんにく風呂が楽しめるにんにくエキスが配合された入浴剤を利用している方も結構多いんですよ!
武田コンシューマーヘルスケアが出している【シャンラブ】という薬用入浴剤。
ニンニクB1エキス末のほか、保温効果と皮膚の汚れを取る炭酸水素ナトリウム、保温効果と皮膚の修復作用のある硫酸ナトリウムを配合した薬用入浴剤で、乾燥肌や敏感肌、アトピーの方に人気があります。
保温効果抜群ですよ!
ただ、入浴剤の香りはにんにくっぽいですのであしからず(汗)。
↓【参考】シャンラブの豪華版「シャンラブ プレミアム」のメーカー紹介動画です。
にんにく風呂 まとめ
にんにく風呂に入って、体がポカポカするのはすぐに分かると思いますから、冷えでお困りの方にはぜひ試してほしいです。
さらに続けていけば、美肌効果(アトピーや乾燥肌、かゆみ改善)も期待できますので、肌トラブルでお悩みの方にもうってつけ。
もしご自宅に余っているにんにくがあるなら、今晩にでも早速実践してみてはいかがですか?

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