にんにく卵黄のコレステロールが心配!大丈夫なの?

にんにく卵黄のコレステロール

にんにく卵黄は「卵を使用=コレステロールが高い=体に悪い」という連想につながって心配になってしまいます。

卵はコレステロールの多い食べ物として有名で、もともとコレステロール値や血圧が高い方は特に気になりますよね。

でも、良く調べてみると、にんにく卵黄に含まれるコレステロールは微量ですし、むしろ、コレステロールを減らす成分も入っているんですよ。

コレステロールに関する正しい知識を身につけ、健康維持のために大いににんにく卵黄を活用しましょう!

卵=悪玉コレステロールは大いなる誤解

コレステロール値をチェック
昔から卵はコレステロールの高い食品として、血中コレステロール値を上昇させ、動脈硬化などの原因になると言われ続けていました。

しかし、日本やアメリカなどで行われた多くの実験や調査によって、1日1~2個程度の卵からのコレステロール摂取量と血液中のコレステロール値との因果関係が見られないということが明らかになりました。

そのため、2015年、厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」では、卵と各種疾病との関連が認められないと結論づけられました。

引用:「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」 策定検討会報告書

卵の摂取量と動脈硬化性疾患罹患との関連を調べた 2013年のメタ・アナリシスでは、卵の摂取量と冠動脈疾患及び脳卒中罹患との関連は認められていない。

日本人を対象にしたコホート研究の NIPPON DATA80でも、卵の摂取量と虚血性心疾患や脳卒中による死亡率との関連はなく、1 日に卵を 2 個以上摂取した群とほとんど摂取しない群との死亡率を比べても有意な差は認められていない。
(中略)
コレステロールの摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられるものの、目標量を算定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため、目標量の算定は控えた。

要約すると・・・
卵はコレステロールが高いけど、1日2個食べたくらいじゃ、病気に影響しないよ。
ただ、そうはいっても個人差があるので、基本的に食べ過ぎはやっぱりだめですよ。

ということです。

 

総コレステロール量は体が勝手に調整してくれる

総コレステロール量の調整
引用:社団法人 日本養鶏協会

 

実は、体内で必要なコレステロールの70~80%は肝臓で合成されていて、その量は、体重50kgの人で600~650mg/日ほど。残りの20~30%が食事で補給されています。

コレステロールは、細胞膜、ホルモン、ビタミンD の原料であり、体に必要な成分です。
そのため、細胞への補給が一定に保たれるようにコレステロールの合成量は体の中で調整されているのです。

健康な人であれば、もし食品からのコレステロール摂取量が多ければ、一定量以上は吸収しませんし、肝臓でのコレステロール合成量を減らして、いつも一定量になるように調整されます。

こうした体の仕組みが、卵をたくさん食べても、血中コレステロール値に反映されない大きな理由となっています。

(ただし、食べ過ぎは当然良くないですし、高コレステロール血症の人や親が高コレステロール血症の人は、卵は控えめのほうが良いです。)

コラム:善玉コレステロール、悪玉コレステロールって何?

善玉コレステロールと悪玉コレステロール
コレステロールは脂肪の一種で、血液によって体中の組織に運ばれ、細胞膜を作ったり、ホルモンの材料となったりしますので、一定量までは必要な栄養素です。

比重の違いによって、LDL(低比重リポタンパク)とHDL(高比重リポタンパク)と分けられています。

LDLは別名「悪玉コレステロール」と呼ばれていますが、普段はしっかり仕事をしています。

問題は、血中の量が増えすぎると行き場を失って、そのうち活性酸素と結びついて「酸化LDL」になってしまうこと。

こうなると「悪さ」を始めます。

「酸化LDL」は、血管壁にこびりついて血液の流れを妨げて、動脈硬化などを引き起こす原因となってしまいます。

いっぽうのHDLは「善玉コレステロール」と呼ばれ、血液内に余っているコレステロールや血管壁にこびりついたコレステロールを回収して肝臓に持ち帰ります。

 

卵黄はコレステロールを下げる働きがある

卵黄でコレステロール改善
卵黄は悪者ではないということが分かりましたが、それどころか、卵黄に多く含まれる【レシチン】という成分が血中コレステロール値を下げる作用をするというのです。

レシチンはフォスファチジルコリンとも呼ばれていますが、レシチンには、本来分離するはずの水と油を混ぜ合わせてしまう乳化作用があります。

このため、血管壁にこびりついた脂肪=悪玉コレステロールを血液中に溶かしだして除去してくれるのです。

また、血液中にコレステロールの量が増えすぎないようにしっかりとコントロールしてくれます。

当然、コレステロールだけでなく、中性脂肪も同じように溶かして除去してくれるので、一石二鳥です。

【参考】にんにく卵黄を12週間飲み続けた時、悪玉コレステロール低下、血圧低下作用が確認できた試験結果について

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にんにく卵黄サプリのコレステロール量は?

卵1個には、約250mgのコレステロールが含まれています。

それに対し、一般的なにんにく卵黄サプリ1粒に含まれるコレステロール量は1~3mgと微量です。

ですので、コレステロールの含有量の面から言っても、にんにく卵黄サプリのコレステロールを心配する必要はありません。

1日2,3粒しか飲まないから、コレステロールの心配は全くなし!

 

にんにく卵黄のコレステロール まとめ

今回は内容が少し複雑なところもありましたので、最後に要点をまとめておきますね。

  1. 卵を毎日2個食べ続けても、コレステロール値は上がらないということが証明されている。
  2. たとえ卵を食べ過ぎたとしても、体が自動的に体内の総コレステロール量を調節してくれるので、増えすぎる心配はない。
  3. 卵1個に含まれるコレステロールは約250mg。それに対し、にんにく卵黄サプリ1粒に含まれるコレステロールは1~3mg。
    にんにく卵黄サプリのコレステロール量があまりにも微量なので、気にする必要もない。
  4. だからコレステロールのことは気にせず、安心してにんにく卵黄サプリを飲める。

 

にんにく卵黄を飲んだからと言って、コレステロールを心配することなんて一切ありません。

むしろコレステロール量の正常化に向けて作用するものなんですね。

にんにく卵黄は、健康診断の脂質代謝の結果や、高血圧が気になる方にもおすすめですよ。

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