
高血圧を改善するには、適切な運動と食事のコントロールが大切。
それでもダメな場合は血圧降下剤が使用されますが、副作用も心配なので、できれば薬に頼らずに改善していきたいですよね。
降圧剤には種類がいくつかあり、種類によって副作用も異なります。
代表的な降圧剤の副作用にはこのような症状があります。
降圧剤 | 主な副作用 |
アンテジオンⅡ受容体拮抗薬(ARB) | 高カリウム血症、から咳、めまい、動悸、頭痛など |
カルシウム拮抗薬 | 顔面紅潮、頭痛、動悸、むくみ、めまい、歯肉肥厚など |
ACE阻害薬 | 口の中・喉などの腫れ、高カリウム血症、から咳など |
では、血圧降下剤などのクスリに頼らず血圧を下げることなどできるのでしょうか?
一般的には、食生活の改善や適度な運動、飲酒を控える、禁煙などが有効だと言われています。
例えば、食事によって血圧をコントロールするには、「カリウム」「カルシウム」「マグネシウム」などといった栄養素のある食材を食べるのが良いとされています。
でも、急に「食生活を改善しろ」とか「運動しろ」「お酒の量を減らせ」って言われても・・・なかなかむずかしいですよね。
そこでお手軽おすすめなのが、いつもの食事にプラスして、にんにくを食べること。
にんにくと聞くと、血行が良くなって血圧が上がるのではないか?とイメージしがちですが、実はにんにくには血圧を下げる作用があることが科学的に実証されているんです!
参考:にんにくの血圧低下作用
にんにく豆知識
にんにくは食べる降圧剤と呼ばれるくらい効果があるんです!

ただ、毎日にんにくを食べるのも大変ですよね?
そこで、このページの最後ではおすすめなサプリメントもご紹介しようと思いますよ!
にんにくは自然由来の【食べる降圧剤】
にんにくには血管を拡張して血液の流れをスムーズにし、血圧を下げる働きがあります。
にんにくのニオイ成分でもある「アリシン」は、血管を拡張する作用と、血圧の上昇に関わるACE(アンジオテンシン)の発生を妨げる作用が認められます。
さらに、そのアリシンが化学変化した「メチルアリルトリスルフィド」という成分には、血管の中で血栓ができるのを防ぐ働きがあるから一石二鳥。
血管が広がり、血栓を予防するので、血圧を下げるばかりか、脳卒中や心筋梗塞の心配も和らぎますね。
そもそも高血圧ってどのくらいの数値なの?
そもそも「高血圧」というのはどういう意味でしょうか?
血圧を測ったときに、たまたま血圧が高いだけでは高血圧とは言いません。
くり返し測定しても、最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上であることを【高血圧】言います。
高血圧の豆知識
別の言い方なら「上が140以上か、下が90以上」なら「高血圧」みたいに言われるよ!

この数値未満なら一応正常といわれますが、だからといって油断はできません。
上が130~139mmHg、下が85~90mmHgの人のうちの20%が5年以内に高血圧に移行すると見られています。
太っている人に高血圧が多いと思われがちですが、痩せている人でも高血圧になることもあるので、定期的に血圧はチェックするようにしましょう!
たかが血圧、されど血圧
少しくらい血圧が高いからと言って、日常生活に支障をきたすようなことはほとんどないんですね。
でも、高血圧の状態を続けると、血管や心臓に無理な力がかかり続け、血管の壁がダメージを受けてだんだんと動脈硬化が進んでいきます。
さらに、脳の細い血管もダメージを受け、血栓ができやすくなったり、最悪、脳卒中(脳梗塞や脳出血)の原因となります。
高血圧でも普段は何でもないのに、ある日突然・・・なんて、いや~、恐ろしいですね。
高血圧を長期間放置すると、さまざまな合併症につながる可能性があります。
- 動脈硬化(血管の老化)
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血)
- 狭心症・心筋梗塞
- 腎硬化症
血圧を下げるには?
では、血圧を下げるにはどうしたらよいのでしょうか?
高血圧の原因は様々ですので対策は一概に言えませんが、高血圧と診断された場合は、血圧を下げる薬【降圧剤】を飲むことになります。
でも、薬は副作用も心配ですので、同時に生活習慣を見直すことが大変効果的なんです。
1日30分程度の軽い運動や、お酒や食事の量を控え目にしたり、減塩、禁煙、ストレスを溜めないなどが有効な場合が多いです。
にんにくを食べると血圧が下がるってほんと?
運動や禁酒・禁煙も頑張るけど、にんにくを食べるくらいだったら簡単に取り入れられそう!
でも、にんにくを毎日の食卓に出すのは難しそうだな~。何か良い方法があればいいな~。

にんにく卵黄で血圧低下のお手伝い
にんにくを毎日料理で使うよりもずっと手軽でニオイの心配もないのが、にんにく卵黄のサプリを摂ることです。
にんにく卵黄なら、にんにくのもつ血圧低減効果のみならず、卵黄の血管お掃除効果も同時に期待できるので、高血圧予防にもってこい!
サプリでしたら調理不要でパッと飲めますし、食品なので副作用の心配もいりませんので手軽で安心。
卵黄が血管をキレイにする
にんにく卵黄には、にんにくのほか、卵黄も含まれていますよね。
卵黄に含まれる「レシチン」という成分が血液中の余分なコレステロールを除去して、コレステロールがこびりついた血管もキレイにし、血流を改善する働きをします。
そうして血圧が上がるのを防止するのです。
また、このレシチンには血液を固まりにくくする作用もあるので、血栓(血液の固まり)が血管を塞いで起こる病気(心筋梗塞、脳血栓など)の予防にもつながります。

臨床試験でもにんにく卵黄で血圧低下が認められている
高血圧の方に健康家族の【伝統にんにく卵黄】というサプリを飲んでもらう臨床試験では、血圧がゆるやかに下がっていくことが確認できました。
また、実際ににんにく卵黄サプリを飲んでいる方の口コミを見ると、血圧改善を実感する方の声も聞かれます。

150-100という高血圧状態が続いていたので、もしかしたらという期待を込めて飲み始めました。
すると、1日2粒飲んで、3日目には最高血圧が130台になり1週間後には120台にまで落ち着いてきました。
(最低血圧は90台なので、こちらはあまり変わっていません)
にんにくには血液をサラサラにする効果があるという記事を読んだことがありますが、まさにその通りだと実感しました。

何となく体調不良が続き、低血圧で朝スッキリ起きられないので、半信半疑ながら、にんにく卵黄を購入しました。
でも、飲んで4~5日たった頃から低血圧の私が翌朝の寝起でもスッキリしていて、起きるのが辛くなくなりました。
朝から万全と言うほどではありませんが、嫌な感じの目覚めが格段に減ってきました。
にんにく臭などクセもなくソフトカプセル状になっているので飲みやすかったです。
にんにく卵黄には低血圧を上げて正常化する効果も
低血圧は、高血圧と違って、脳卒中や心筋梗塞など重大な病気の原因になることがほとんどないので、あまりお医者様も注目しませんが、ご本人はとてもツライし、悩みの種になります。
低血圧だと、疲れやすい、頭が重い、めまい、寝起きが悪いなど、さまざまな症状も出てきます。
にんにく卵黄で血圧を正常化
人間の体にはホメオスタシス(恒常性維持機能)という働きが備わっていて、気温など外部の環境が変わっても体の中を一定に保って生命を維持するしくみがあります。
例えば、寒ければブルブルと震えて体を温め、暑ければ汗をかいて体を冷やそうとします。
実は血圧も同様に、ホメオスタシスの働きにより、正常な範囲に収まるように調節されているのですが、自律神経が乱れたりすると、うまく機能しなくなることがあります。
にんにく卵黄には、血圧の正常化に関わる自律神経を整えるビタミンB1とアリチアミンが豊富に含まれていて、高い血圧は下げて、低すぎる血圧は上げる作用があるのです。
低血圧で悩んでいる方にも、にんにく卵黄は、血行促進とともに血圧正常化のサポートもできるわけですね。
血圧正常化のサポートとしてにんにく卵黄
にんにく卵黄は、血圧が高めの方はもちろん、すでに降圧剤を飲んでいる方でも、「食品」ですので、副作用や飲み合わせを気にすることなく飲み続けられます。
血圧が心配な方は、血圧に悪い生活習慣を見直すとともに、にんにく卵黄を併用してみるのも一つの方法ですよ。
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