
健康食品として有名で大人気の黒にんにく。
知人からの紹介やテレビなどで知って興味を持った方も多いのではないでしょうか?
黒にんにくの人気のヒミツは、
・健康に良い成分がにんにくの何倍にも増えている。
・にんにく独特のニオイがなく、味も甘くておいしい。
・原材料がにんにくのみ・無添加という安心感。
といった、いいことずくめだから。
そして何より、多くの方が食べ続けている最大の理由は「食べてみたら、健康に良いことを本当に実感しているから」なんです。
感じる効果の内容は人それぞれですが、黒にんにくには実にたくさんの効能効果があるので、何かしらの違いを実感しやすいのも特徴です。
あなたの健康上のお悩みは何ですか?
ここで、黒にんにくに期待できる効能効果を一挙にまとめますので、その中にあなたのお悩みにピッタリなものがあるかもしれませんよ。
ぜひチェックしてみてください!
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黒にんにくがすごい理由
黒にんにくとは、通常の白いにんにくを高温・高湿環境で30日ほど自己熟成させた、真っ黒なにんにくのこと。
もともと白にんにくは滋養強壮に良い食品だということは誰もが知っているところですが、ニオイもすごいし、刺激が強くてたくさん食べられないという弱点がありました。
でも黒にんにくなら、熟成の過程でにんにく臭は消え、甘く食べやすくなるのです。
しかも食べやすくなっただけでなく、「S-アリルシステイン」「ポリフェノール」「アミノ酸」などの有用成分が何倍にも増え、これらの成分が主役となって、にんにくにはなかったさまざまな効能を生み出しているのです。
黒にんにくを世に広めたといっても過言ではない、佐々木甚一教授の黒にんにくの効果と成分に関するインタビュー動画がこちら。
黒にんにくの効能効果 大特集
黒にんにくは、にんにくが持っていた効能効果にプラスして、新たに生み出された成分の作用も加わりますから、ちょっと多すぎるくらいにたくさんの効能効果が期待できます。
具体的にはどんな効果が期待できるのでしょうか?
- 抗がん作用
- 生活習慣病予防
- 動脈硬化、高血圧予防
- 疲労回復、滋養強壮効果
- 体ポカポカ作用、冷え性改善
- 免疫力アップによる風邪予防
- アレルギー予防・軽減
- 便秘解消・腸の働きを正常化
- 肝機能の向上
- 糖尿病予防
- 認知症予防・集中力アップ
- 殺菌・抗菌作用
お、多すぎる・・・
これから、これらの効能効果についてひとつづつ説明していきますが、注意しなければならないのは、黒にんにくは薬ではなく「食品」ですから、食べればこの病気が治るなどの効果はありません。
病気を予防するとか、健康維持という観点でお考え下さいね。
1.黒にんにくには抗がん作用が期待できる
黒にんにくは、がん細胞と戦うNK細胞を活性化させる力があるということが分かっています。
先ほどのyoutubeにも登場していた、佐々木甚一教授の実験によると、10匹のがんにかかっているマウスを5匹ずつのグループに分けて実験したところ、黒にんにくを与えたグループは5匹中2匹のがんが消失し、残りの3匹もガン細胞が40%ほど減少していました。いっぽうの与えなかったグループは、がん細胞が約2倍にまで増殖していた。
この作用は、黒にんにくに豊富に含まれている「S-アリルシステイン」によって、がん細胞と戦うNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性が高められたからだと考えられます。
このS-アリルシステインは、世の中の食べ物の中で、にんにくにしか含まれていない成分で、しかも黒にんにくにすることによって、約4倍に増えるのです。

70代男性
抗がんに一番効果があると聞き、ここ数年食べ続けています。自宅でも作れるのですが、臭いと手間がかかるので市販品を購入しています。
2.抗酸化作用による生活習慣病予防
体内に存在する活性酸素は、シミシワや認知症などの老化現象のほか、動脈硬化、糖尿病、メタボ、肝機能障害などの生活習慣病の引き金となる厄介な物質なんです。
もともと人間には活性酸素を取り除く力(=抗酸化力)があるのですが、40代頃からその力が衰え始め、徐々に体内の活性酸素が蓄積されていくようになります。
そこで、普通の白にんにくの10倍の抗酸化力のある黒にんにくを食べることにより、活性酸素を取り除き、さまざまな生活習慣病の予防に役立つのです。
3.血液サラサラ作用による動脈硬化、高血圧予防
ドロドロの血液は、免疫力の低下、高血圧や動脈硬化、がんの発生にもつながってしまいます。
動脈硬化は症状が現われにくく、放っておくと、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などに発展する危険な病気ですから、是非とも予防したいものです。
黒にんにくには
・悪玉コレステロール低下作用
・血圧低下作用(血圧を正常にする)
・血栓の除去を促す作用
・血行を良くする作用
など、血液の質と流れを良くするパワーがあり、動脈硬化予防、血圧正常化、免疫力アップ、冷えの改善などが期待できるのです。

60代女性
連日の寒波による冷えから、血行不良や血圧上昇で体調が悪くふらふらが続いていました。
さっそく1粒食べてみると、なんか…背中が温かく感じました。
毎食ごとに1粒づつ食べ続けると、じわじわ血圧も安定して来て、足に力が入るようにもなりました。

50代男性
毎日1粒ずつ食べて2週間ほどで、130台だった血圧が110台で落ち着いています。
まだ残っているので継続的に測り、効果の程を確かめていきたいと思います。
4.疲労回復、滋養強壮効果
黒にんにくに多く含まれるアルギニンは、エネルギー生産効率を高め、疲労物質を体外に排出させるよう働きます。
アルギニンは体内でも生成されるアミノ酸ですが、加齢とともに減少し、40代では最盛期の約半分にまで落ち込むと言われていますから、食べ物からも補いたい成分です。
また、アリチアミンという成分も体のエネルギー生産をサポートして、体力アップという側面からも疲れにくい体に。
必須アミノ酸もバランスよく豊富に含まれていますから、毎日の栄養補給という点でも優れているのです。
黒にんにくを食べ続けている人は、毎日元気に過ごせるようになったから続けている、という人も多いんですよ。

40代男性
仕事でかなりハードな日常ですが、疲れが本当に残らず元気になりました。しかも美味しいから気に入っています。

50代女性
これまで寝起きがぼんやりとだるくて、つい栄養ドリンクのお世話になっていましたが、黒にんにくを食べ始めた翌日からドリンクをやめることができました。
以前と比べて確実に疲れにくくなっています。
5.ポカポカ作用、冷え性改善
黒にんにくの持つ血管拡張作用や血液サラサラ効果によって血流がアップする結果、温かい血液が体中を巡るようになり、手先足先までポカポカし、冷えを取ります。
私もそうでしたが、ポカポカ作用は割とすぐに実感しやすいですよ。

50代女性
もともと低体温で冬場や夏の冷房は特につらく、年中風邪をひいてましたが、黒にんにくを食べるようになって体質が変わりました。
体温が36度台に上がり、風邪を全くひかなくなりました。
6.美肌効果・アンチエイジング
黒にんにく成分であるS-アリルシステインやポリフェノールの持つ強い抗酸化作用により、しわやたるみ、肌荒れを引き起こす活性酸素を除去し、美肌へと導きます。
また、血流の改善によって血色が良くなったり、栄養が体中に行き渡ることで、肌や髪や爪のツヤも良くなっていきますよ。

30代女性
肌の乾燥やお化粧ノリの悪さが目立ち始めた時に、知り合いから黒にんにくが美肌にいいと教えてもらいました。
食べ始めてポカポカと血行が良くなったからか、お肌の状態が明らかにハリとツヤが良くなってました。
ファンデーションのノリが良くなったことはもちろんですが、顔色も明るくなりました。
7.免疫力アップによる風邪予防
体温が1度上がると免疫力は5~6倍になると言われています。
黒にんにくの血行促進効果や冷え改善作用によって体温を上げ、病気と闘う力である免疫力をアップさせます。
免疫力が上がれば、風邪やインフルエンザにかかりにくい体質へと生まれ変わっていきますね。
実際、黒にんにくを愛用する方の意見の中でも「風邪をひかなくなった!」という声は本当に多いんです。

50代女性
この10年、一冬で三回は風邪で寝込んでいたのですが、今シーズンは黒にんにくを食べたおかげで風邪知らず!家族や友人が驚いています。
疲れもたまりにくく、睡眠障害も治りました。
8.アレルギー予防・軽減
黒にんにくにすることでにんにくの5~10倍に増えるポリフェノールには、花粉症などのアレルギーを予防したり抑制したりする効果があるのです。
また、マウス実験ではありますが、黒にんにくを食べたマウスは、アレルギー疾患の発症に関与するといわれるサイトカイン(IL-4)が減少したという報告があります。

40代女性
私は香料アレルギーがあり、突然顔が真っ赤に膨れることもあります。
佐々木先生のお言葉にアレルギーに関する数値が低下するとあったので、黒にんにくを食べるようにしたら、そのアレルギーが出なくなりました。
9.肝機能の向上
黒にんにくの成分が、肝臓の機能である「糖質の代謝」と「解毒作用」をお手伝いすることで、肝機能が効率よく、活発になるのです。
アルコールも肝臓の解毒作用により分解されますので、二日酔い防止にも役立ちますね。
10.便秘解消・腸の働きを正常化
黒にんにくに含まれているアリシンには強力な抗菌・殺菌作用があり、腸内の悪玉菌を除去してくれ、腸内環境が整います。
さらには腸の中に溜まっている食べ物を外へ押し出す「ぜん動運動」を促進する働きもあるので、お通じで困っている人は、ぜひ食べ続けてみてほしいです。

30代女性
便秘解消のために今までミドリムシや青汁などいろいろ試してきましたが、黒にんにくを食べ始めて3日が過ぎた頃に腸がゴロゴロ!毎日快調にお通じが出て、何となく元気な気がします!
10.糖尿病予防
黒にんにくには、糖の代謝をサポートし、血糖値の上昇を抑える作用がありますので、血糖値の改善に効果があります。
黒にんにくの甘み成分のほとんどは、果物と同じ「果糖」で、代謝にインスリンを必要としない糖分なので安心です。
ただし、黒にんにくにも少量含まれているアミノ酸「システイン」には、多く摂取することでインスリンの分泌を抑制する可能性があるとの研究結果がありますので、すでに糖尿病と診断されている方は、食べる前に医師に相談することをおすすめします。

60代男性
空腹時の血糖値は120mg/dl(基準値は70~109mg/dl)、上の血圧は140mmHg後半(基準値は140mmHg未満)になってしまい、このままではいけないと食事に気をつけたり、運動を始めましたが、そんな折、黒にんにくがいいと聞き、早速取り入れることに。
驚いたことに、食べ始めて2週間ぐらいで血糖値も血圧も安定するようになり、こんなに早く成果が出るもんなんですね。
11.認知症予防・集中力アップ
東京大学名誉教授の齋藤洋氏によると、にんにくと黒にんにくにしか含まれていない「S-アリルシステイン」という成分が、神経細胞の死滅を抑制し、記憶力や集中力の低下、認知症の予防につながる可能性が見いだされたのです。
参考:月刊「自然食ニュース」
12.殺菌・抗菌作用
アリシンの持つ強力な殺菌作用で、ピロリ菌や大腸菌、O157菌、カンジダなどの有害な病原体を殺菌したり弱めたりしてくれます。
実際に私が感じる効果は?
私もかれこれ2年ほど黒にんにくを食べていますが、特に違いを感じるのは「体がポカポカして調子が良くなる」ことです。
寒くなってくると特に下半身が冷たくなって、靴下なしでは眠れないほどでしたが、それがかなり軽減されました。
他にも
- 朝スッキリ目覚め、疲れにくくなった。
- お通じが良くなった気がする。
- お肌が乾燥しなくなった。
といった違いを感じます。
なんとなく体調が整っていて、1日元気に過ごせる日が多くなるんですね。
だからやめられないという感じです。
黒にんにくに副作用はある?
黒にんにくはあくまでも「食品」であり「医薬品」ではありませんので、副作用はありません。
普通の白にんにくは、刺激が強いので、人によっては1片食べただけでも胃腸を壊してしまうこともあります。
でも、黒にんにくは刺激成分は熟成過程でほとんどなくなっているので、多くの方は1日2片程度なら全く問題ないでしょう。
また、にんにく独特のニオイもほとんどありません。
食べた瞬間はにんにくのニオイを感じることもありますが、口臭として外に出るようなものではありませんし、その感覚も10分~20分でなくなってしまいます。
黒にんにくの効果的な食べ方
基本的には好きな時に1日1~2片、体調や疲れ具合などに合わせて食べればOK。
とにかく毎日食べることがいちばん大事です。
そして、おすすめの食べ方は「夜に1~2片」
NK細胞という体の免疫の働きをする細胞の活動は、夜の11時を過ぎると下がり始め、寝ると体温も下がるので、体の免疫力が下がります。
また、夜中は成長ホルモンが分泌される時間帯ですので、お肌の修復などが進みます。
その時間に合わせて黒にんにくを食べておくことで、効率的に黒にんにくパワーを利用できることになりますよね。
ちなみに、黒にんにくは目が冴えて眠れなくなることはありませんから安心ですよ。
おすすめの黒にんにくがコレ
黒にんにくにはこれだけの効能効果が期待できるので、毎日食べたいのですが、唯一の難点が「価格が高い」んですよ。
安く抑えるために自分で作ることもできますが、手間もすごいし、何といっても製造中のにんにく臭が強くて、お隣さんがすぐ隣の我が家では無理というもの。
ですので私は市販の黒にんにくを利用しています。
いろいろ買って試してきましたが、市販品を選ぶときは「しっかりと成分が入っているのか?」をチェックするようにしています。

一般論として「黒にんにくはポリフェノールが8倍!」などと広告には書いてありますが、肝心のその商品に入っているのかは別問題ですよね。
そこで私は、味もさることながら、自社商品で成分を検査して含有量を公表しているものを選ぶようにしています。
そんな厳しい私のお眼鏡にかなう商品が3つありますのでご紹介しますね。
岡崎屋【純黒にんにく】
青森のブランドにんにく「福地ホワイト六片」を使用した大粒のまるごと黒にんにく。
独自の遠赤技術で30日以上の熟成することによって、栄養・味ともに申し分ない出来栄えになっています。
純黒にんにくに含まれる栄養分は、通常のにんにくと比べて、S-アリル-L-システイン16倍、アルギニン3倍、総ポリフェノール6倍に増加していることが確かめられているので、しっかりと栄養を摂れそうです。
お味のほうは、甘過ぎもせず、酸味もそれほど強くなく、苦味は感じない、市販品の黒にんにくの中では1,2を争う食べやすさ(個人的意見)。
これを最初に食べた人は、他のが美味しくないと感じるかも!?
粒も大きいので、1粒で満足できる点も嬉しいポイント。
にんにくが福地ホワイト六片だから、1個につき6粒ついているのですが、たまに7粒ついていることもあり、ちょっとラッキー♪もあります。
松尾農園【熟成黒にんにく】
こちらは九州の自社農場で採れる「嘉定種」という、福地ホワイトよりちょっと小ぶりで辛い品種を使った黒にんにくです。

自社製品の成分分析もしっかり行っていて、ポリフェノールは430mg/100gと、岡崎屋(215mg/100g)と比べるとかなり多いですよね。
味のほうは、「嘉定種」のもつ辛み成分が熟成させることで逆に甘みへと変わっていくので、岡崎屋のものより甘いです。
食べるとにんにくらしさがなく、ホクホク焼き芋みたいな印象を受けるほどなので、甘めが好きな方にはおすすめ!
福地ホワイトより小ぶりな品種ではありますが、大粒のものだけを選別して封入しているので、「小さいな~」という印象は受けません。
もみきの黒にんにく【くろまる】
こちらも九州・四国で採れる「嘉定種」を使った黒にんにくです。
自社製品の成分を検査したところ、ポリフェノールはなんと1,100mg/100gも入っていたとのこと。
長年の試行錯誤により編み出された、絶妙な温度と湿度のバランス管理で熟成させ、甘みと栄養価を大幅にアップさせた黒にんにくがここにあります。
パッケージには中~大粒のものが入っているので、食べ応えもあります。
味は、メーカー曰く、全般的には甘いものが多いそうですが、私が買ったものは、甘いだけでなく適度な酸味もありました。
黒にんにくは毎日食べ続けるのが基本ですから、価格も重要。
小粒だったり、訳ありなら安いものもありますが、このくろまるは、しっかりした大粒の正規品が31粒入って1,900円ほどなので、比較的リーズナブルなのも魅力です。
黒にんにくの効能効果 大特集 まとめ
黒にんにくの良いところは
・疲労回復作用
疲労回復・エネルギーサポート成分が何種類も入っていて、疲れにくい体を目指せる。
・高い抗酸化作用
老化、生活習慣病、慢性病、がんなどのもととなる活性酸素を除去してくれる。
・血液サラサラ効果
あらゆる病気・不調の原因となる血流悪化を予防し、血栓(脳梗塞、心筋梗塞)の予防、血圧の正常化に始まり、冷え性改善、免疫力アップ、便秘解消や美肌作用などにつながる。
大きくはこの3点に集約されるものです。
人工的なサプリではなく、無添加の食品でこれだけの作用をしてくれるのは他にないのではないでしょうか?
黒にんにくは、年齢のせいで健康に不安も出てきたけど、そんなことに負けていられない!毎日元気に過ごしたいんだ!という方にはピッタリ!
転ばぬ先の杖じゃないですけど、健康のお守りとしてはこの上ない食べ物ですよね。

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