
「黒にんにくはどれも同じに見える・・・」
「黒にんにくは何を基準に選んだら良いの?」
amazonなどの通販で黒にんにくをいざ選ぼうとすると、種類が多い割に、違いが分かりにくくて、どれが良いのか迷ってしまいますよね。
すでに黒にんにく実践者の中にも、いろいろな種類を試してきて、やっとお気に入りの味にたどり着いた!という方も多いんですよ。
黒にんにくって毎日食べる人も多いので、買ってみたらマズくて食べ続けられないとか、健康に良くないものが入っていたりとかは避けたいのもの。
そこで、間違いなく良い黒にんにくの選び方のポイントをご紹介します。
黒にんにくを買う際にこのポイントをチェックしておけば、「買って後悔した~」なんてことも少なくなるはず!

黒にんにくの選び方 3つのポイント
黒にんにくを選ぶときに大事なポイントは3つ。
- 製品の成分分析結果を公表しているか?
- 原料となるにんにくの産地や生産方法に問題はないか?
- 熟成期間は十分か?
- 番外:バラタイプかまるごとタイプかはお好みで
①をクリアできる黒にんにくは少ないですが、この3点をなるべく多くクリアしているものを選ぶようにすれば間違いありませんよ。
①製品の成分分析結果を公表しているか?

黒にんにくを製造するとき、ポリフェノールやアミノ酸などの有効成分が増える温度帯は決まっており、その温度を外れて製造された黒にんにくは、見た目は一緒でも、中の成分量が全く異なるのです。
健康維持のために黒にんにくを食べるのだから、成分は濃いほうがいいに決まっています。
どの黒にんにくも見た目はあまり変わらないし、私たち素人が成分含有量なんて分かりませんから、商品の中には雑な製造で粗悪な黒にんにくもあるといいます。
だからこそ、専門機関に自社商品の成分分析を依頼し、その結果をちゃんと公表している黒にんにくであれば、確実に信頼できますよね。

②にんにくの生産過程に問題はないか?
成分分析まで行っているメーカーはまだまだ数が少ないので、別の観点から選ぶとするなら、原料となるにんにくの品質をチェックしましょう。
黒にんにくの原料となるにんにく自体が栄養たっぷり元気で健康かどうかが重要です。
外国産=危険、国産=安全とは言いきれませんよ!
にんにくは土壌の栄養分をガンガン吸い取って成長しますので、一般的には同じ土地で毎年にんにくを作るのは難しいとされています。
ですので、日本でも、農薬や化学肥料を使っている農家も多いのです。
- 栄養のある大地で育てられているのか?
- 残留農薬の心配はないのか?
- 有機JAS認定を受けているのか?
などいった、にんにくを育てる際の安全性や品質に気を配っているのかを、生産者のホームページなどで確認しておくと、安心で元気な黒にんにくを選ぶことができます。
③発酵熟成期間は十分か?
熟成期間や温度は、味と栄養分に大きく影響します。
高温短期間で熟成させた黒にんにくは、栄養分が少なくなるうえ、にんにくの風味も残り、甘くないのです。
ある程度じっくりと寝かせることで、甘さと硬さと栄養分のバランスがとれた黒にんにくに仕上がります。
熟成方法や期間は各社ともさまざまな工夫をしていて、千差万別ですが、一般的に熟成期間は30日~40日程度がバランスが良く仕上がると言われています。
大量生産、コストダウンのために、熟成期間をしっかりとらないメーカーもあるとかないとか。
黒にんにくを選ぶときには、熟成期間をしっかりチェックしましょう。
④番外:バラorまるごとはお好みで
黒にんにくには、りん片にほぐされてバラバラになっている商品と、にんにくまるごとキレイになっている商品とがあります。
これは見た目や食べやすさの違いだけで、品質や味に違いはないので、バラタイプだからといって安くなることもあまりないようです。
まるごとだとなんか高級な感じもしますが、バラバラなほうが剥く手間が省けて食べやすいので、日常的に家庭内で食べるならバラタイプのほうが便利かなと思います。
バラタイプの中でもちょっと安くなっているものは「訳あり」となっていることが多いです。
粒が不揃いとか、外皮が割れてしまったとか、味に関係ない「訳あり」ならいいんですが、発酵しすぎとか、おこげが入っているみたいに、味が変わってくるものもありますので要注意です。
間違いない!おすすめの黒にんにくは?
では、この3つの条件を見事クリアしている黒にんにくをご紹介しますね。
はじめて黒にんにくを試す方にもおすすめの一流品です。

岡崎屋【純黒にんにく】~まるごとタイプ
岡崎屋の純黒にんにくに使用されるにんにくは青森県産の上質で大粒、新鮮な【福地ホワイト六片】を使用。
独自の遠赤輻射による約40日間にわたる熟成により、栄養たっぷりのにんにくがさらにパワーアップしながら黒にんにくへと変わっていきます。
原料となる白にんにくは、農作物だけに、季節・時期によって水分量などが異なっています。
なので、黒にんにくに加工する際は、熟練の職人が温度と湿度を微妙に調整しながら最高の仕上がりになるように製造されています。
その結果、純黒にんにくは通常の白いにんにくと比較して《S-アリル-L-システイン16倍》、《アルギニン3倍》、《総ポリフェノール6倍》、《アミノ酸各種2~7倍》に増加していることが成分分析結果で確認されました。
最高の品質で栄養価の高い黒にんにくがお手頃価格で食べられるのが、岡崎屋の純黒にんにくなのです。
松尾農園【熟成黒にんにく】~バラタイプ
松尾農園では、にんにく生産→加工→販売まで一貫して自社で手掛け、徹底した安全安心品質を目指した黒にんにくを作っています。
口に入るものだから、にんにくは農薬は使用せず、有機質肥料のみで大事に育てています。
収穫後は海洋深層水に漬け込んで、黒にんにくになったときの味を良くしています。
そして、試行錯誤の上たどり着いた、適切な温度と湿度で約33日間で熟成させ、甘みとモッチリ感が最高にバランスの良い状態を作り出します。
この熟成により、ポリフェノール含有量は、白にんにくの6.14倍に。
また、日常生活で不足しがちなカリウムも770mg含まれていますので、普段の栄養サポートとしてもちょうど良いのです。
一粒ずつの個包装になっているので、保存時のニオイや鮮度維持、持ち運びにも便利。
初めて試す方のために、14粒入りの少量パックがあるので、気軽に試しやすくなっています。
良い黒にんにくの選び方 まとめ
美味しくて体に良い黒にんにくを選ぶには、口コミ評判も参考になりますが、成分や素材となるにんにく、熟成期間・方法を見るのも一つの方法です。
- 製品の成分分析結果を公表しているか?
- 原料となるにんにくの産地や生産方法に問題はないか?
- 熟成期間は十分か?
- 番外:バラタイプかまるごとタイプかはお好みで
ただ、実際に食べてみると、味の感じ方は人それぞれですし、体質によって実感に差が出てくるのも確かです。
ですので、黒にんにくをこれから始める方は、いくつかの黒にんにくを試してみるのが良いかもしれません。
その中で、一番おいしく感じるものや、1~2か月続けてみて体の変化を感じるものが、あなたにピッタリの黒にんにくです。
あなたのベストオブ黒にんにくを探し出すときは、先ほどの基準を確かめながら、安全・安心で、丁寧に作られた黒にんにくの中から試していくと、ハズレを引く確率も下がりますよ。
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