
黒にんにくは、分類的には薬ではなく「食べ物」ですから、基本、いつ食べてもいいんです。
でも、せっかく健康づくりのために用意したんですから、できれば有効に作用してほしい。
だから、
黒にんにくの効果効能を最大限に引き出す効果的な食べ方があるなら知りたい!
と思いませんか?
はい、実はあるんです。効果的な食べ方が!

このページを読めば
・黒にんにくの効果的な食べ方
・黒にんにくを食べるベストな時間・タイミング
・黒にんにくを1日に食べる適切な量
が分かります。
今日からすぐに実践できる、黒にんにくの効果的な食べ方を知り、健康生活に役立てましょう!
黒にんにくの効果的な食べ方
黒にんにくは、その効果もさることながら、普通のにんにくと違ってニオイを気にせずに、いつでもパッと手軽に食べられる点も人気の理由です。
なので、あまり細かいことを気にせずに、基本的には「食べたいときに食べる」という感覚でOKです。
黒にんにくが大好物!という人もいるかもしれませんが、でもたいていの人は、健康のために黒にんにくを食べるわけですから、食べたことによる変化や実感が感じられることは大事。
食べる量やタイミングを工夫することで、「やっぱ黒にんにくはすごいな~」と実感しやすくなることも確かです。
その点をちょっとだけ気をつけて黒にんにくライフを始めましょう!

最も大切な黒にんにくの食べ方は【毎日食べ続けること】
黒にんにくがいくら良いと言っても「食品」です。
お肉を食べたって急に元気モリモリにはならないように、黒にんにくも食べてすぐに違いを感じることはあまりないでしょう。
例えば、黒にんにくの大きな特徴として「抗酸化作用による美肌・老化防止」がありますが、お肌がキレイになるためには、今体の表面にあるお肌の細胞が新しく生まれ変わらないといけません。
肌細胞が生まれ変わる=新しい細胞と入れ替わるには、とても時間がかかります。
毎日少しずつ入れ替わり、全部入れ替わるまで1~2か月かかるのです。(=よく聞くターンオーバー周期というやつですね)
ということは、お肌の変化のためには黒にんにくを毎日コツコツと、2か月くらいは食べ続けたほうが良いわけですね。
また、体の隅々まで熱や栄養素を運ぶ血液も同様に4か月ほどかけて入れ替わると言われていますので、冷え性やコレステロールの気になる方は、4か月は様子を見る必要があります。


黒にんにくを食べる量は1日1~2片が適量
食べ続ける事と同時に、食べる量も大事なポイントです。
頭痛薬をたくさん飲めば頭痛が治まるわけじゃないように、黒にんにくにも適量があります。
黒にんにくの大きさや、食べる人の体格にもよりますが、1日に食べる量は大人で1日1~2片が目安になります。
小粒なら2片、福地ホワイト六片のような大粒なら1片を目安にしましょう。
いっぱい食べれば健康に良さそうな気もしますが、含まれている栄養素を消化しきれませんので、もったいないですよ。

ドライフルーツのような感覚で、ニオイも気にならないから、ついつい食べ過ぎてしまうのですが、健康維持が目的ですから、適量を毎日食べることを忘れないように!

黒にんにくを子供が食べても大丈夫?
小さなお子さんでも、離乳食が終わっている子なら食べても全く問題ありません。
甘いので1片くらいならパクッと食べてしまいますが、毎日食べるなら1片は多いので、半分くらいにしておきましょうね。
黒にんにくを食べるタイミング・時間は?
黒にんにくは基本的にいつ食べても良いと言いましたが、それはそれで正解。
でも、体のリズムや生活リズムに合わせて黒にんにくを食べることで、より効率的に作用させることができるんです。
元気に1日を過ごしたいなら寝る前に
疲労回復をメインに考えるなら、夜食時や夜食後がおすすめ。
人間は睡眠中に体のあちこちを修復し、疲労を回復させますので、寝る前に黒にんにくを摂ることで、その日の疲れを睡眠中に取り除き、翌朝はスッキリと目覚めてまた1日元気に過ごせるようになります。
1日2片食べるなら、夜1片のほか、朝にも1片食べて、その日1日の活力につなげましょう。

美肌などの抗酸化作用を期待するなら夜食時に
黒にんにく最大の特徴ともいえる「抗酸化作用」。
お肌の老化や生活習慣病の原因ともなる、体内の活性酸素を減らす作用
この抗酸化作用をもたらすのが、熟成により生み出された「S-アリルシステイン」や「ポリフェノール」という成分です。
これらの成分は水溶性で、サッと体内に吸収されやすいのですが、反面、一通り体内を巡った後、すぐに排出されてしまいます。
ですので、最もお肌の修復が進む時間帯である睡眠中に成分が体に行き渡るよう、夜食べておくのがおすすめですね。

体が冷えて眠れない人は寝る前に食べる
黒にんにくを食べた後は、なんだか体がポカポカするという方が多いのです。
サーモグラフィーを使ったある実験で、冷え性の自覚のある女性が黒にんにく1片を食べる前と食べた30分後の体温変化を測定したところ、手先足先まで温かくなっていたのです。

30分で血行が良くなり、末端まで温まれば、布団に入っても寒くて眠れないということもなさそうですね!

免疫力アップ・がん予防のためには寝る前に食べる
私たちの体の中には、ウィルスに感染した細胞やがん細胞を発見するとすぐさまやっつけに行くナチュラルキラー細胞(NK細胞)が常に働いています。
NK細胞は、私たちが夜寝ている間は活性が低下し、かつ、睡眠による体温低下で免疫力自体も下がる時間帯となるのです。
でも、黒にんにくにはNK細胞を活性化させる力があるということが分かっています。
そこで、寝る前に黒にんにくを食べておけば、NK細胞の活性も上げられるし、ポカポカ作用で体温も維持できるので、寝ている間の免疫力アップ・がん予防に最適なんですよ。


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黒にんにくの長期保存方法は?
そうか!毎日ちょっとずつを、ずっと続ければいいんだね!
すると心配になってくるのが黒にんにくの賞味期限。
家にある黒にんにくは確実に減っていきますが、減る速度が遅いから何か月も置いておくことにはなります。
「腐らないの?」
「はい、大丈夫です。モノによりますが、黒にんにくは常温でも1~2か月持ちます。」
でも、夏場はやっぱり常温は良くないので、私のおすすめは冷凍保存です。
冷凍庫にそのまま入れておくだけでだいたい1年くらい大丈夫ですし、カチカチに凍らず、単に冷たい黒にんにくという感じなので、取り出してすぐ食べられて便利。
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黒にんにくを食べてはいけない人!?
ニオイなし、味良し、体に良しの黒にんにくは、毎日食べたい元気食材ですが、なかには、食べてはいけない人もいるのです。
ワーファリンなどの抗血液凝固系のお薬を服用している人
胃腸の弱い人
にんにくアレルギーの自覚がある場合は食べないと思いますが、抗血液凝固系のお薬を常用している方は、念のためお医者様とご相談の上、召し上がってください。
また、黒にんにくは、生にんにくほどではありませんが、多少刺激性成分も残っているため、胃腸の弱い人は、食べ過ぎに注意しましょう。
黒にんにくの効果効能を効果的に引き出そう
黒にんにくに期待できる効果効能を確認してみると・・・
- 抗がん作用
- 生活習慣病予防
- 動脈硬化、高血圧予防
- 疲労回復、滋養強壮効果
- 体ポカポカ作用、冷え性改善
- 免疫力アップによる風邪予防
- アレルギー予防・軽減
- 便秘解消・腸の働きを正常化
- 肝機能の向上
- 糖尿病予防
- 認知症予防・集中力アップ
- 殺菌・抗菌作用
めちゃめちゃ多いんですよね~。
それでいて、味よし、ニオイなしだから、そのまま食べてもいいし、アレンジしても何にでも合う、ある意味スーパーフードですよね!

- 毎日欠かさず食べる
- 1日1~2片食べる
- 夜、もしくは朝晩食べる
こんな感じで黒にんにくライフを続ければ、黒にんにくのパワーをしっかり受け取ることができますよ!
ご飯を食べる時に一緒に小皿に出したり、料理に使ったりして工夫すると楽かもしれませんね。
黒にんにく卵黄サプリと併用するのもいいかも♪

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