
ここ数年で女性を中心に【黒にんにく】の人気が急速に高まっています。
黒にんにくには、ニオイの心配がないうえに、強力な抗酸化作用があり、美肌・アンチエイジングにもってこい!
今までにんにくに興味がなかった女性も、黒にんにくなら食べられるとあって、美容と健康のために摂り入れていますよ!
黒にんにくにはどんな効果があるのか?
実際に食べて本当にニオイはないのか?
真っ黒だから変な味しないのか?
など、黒にんにくの気になる点をチェックしておきましょう。
なんで黒にんにくが注目されているのか?
普通のにんにくは、滋養強壮効果、疲労回復効果、殺菌効果のある食材として古くから親しまれてきました。
にんにくのあらゆる効果と独特のニオイの元である【アリシン】は、パワーが強すぎるため、生で大量に食べると胃を荒らすこともありますし、ニオイが1日経っても消えないなんてこともありますよね。
そこで今、にんにくを熟成発酵させた「黒にんにく」が注目を浴びています。
黒にんにくなら、このアリシンが熟成の過程で変化して、ニオイも少なく、味もまろやかで、今までになかった成分が新たに生まれ、女性に嬉しい効果をもたらすのです。
黒にんにくは抗酸化作用が劇的に強くなる!
黒く熟成する過程で、強い抗酸化作用を持つ【S-アリルシステイン】【ポリフェノール】という新たな成分が生まれます。
お肌の老化やさまざまな生活習慣病を引き起こす原因となる体内の活性酸素。
体の中にはもともと活性酸素を除去する能力があるのですが、40代を過ぎるとその能力が衰え、体内の活性酸素が蓄積してしまうのです。
最近、お肌のシミやたるみ、乾燥がひどくなってきたのは!

体が活性酸素を十分に取り除けないなら、外から抗酸化物質を摂り入れることが、アンチエイジングには必要。
黒にんにくには、普通のにんにくの約10倍の抗酸化力があり、小さな粒に抗酸化物質がギュッと詰まって手軽に食べられるのも利点です。
黒にんにくは体に大事な成分【アミノ酸】も増える
黒にんにくになることで、アミノ酸の量が普通のにんにくよりも増えることも分かっています。
アミノ酸とは、体の皮膚や筋肉、髪の毛、酵素、ホルモンなどを作っているタンパク質を構成する成分です。
アミノ酸を摂ることで、筋肉アップ、免疫力アップ、美肌効果などが期待できます。
黒にんにくのアミノ酸がお肌の水分を保ち、さらに、常に生まれ変わりを繰り返す肌の新陳代謝を促進させるので、くすみのない、ハリと潤いのあるお肌を維持してくれます。
それだけじゃない!血液サラサラ作用もある
女性だって、特に更年期を迎えると高血圧になる可能性が高くなります。
黒にんにくには血液中の悪玉コレステロールを減らしたり、血管を拡張したりして血液をサラサラ流れるようにする作用があります。
血液がサラサラ流れるようになれば、高血圧や動脈硬化の予防、また、全身に血液が流れて代謝が良くなり末端の冷えの改善にもつながります。

黒にんにくのもう一つのメリット【臭わない・食べやすい】
にんにくに含まれる【アリシン】は、独特のニオイと辛味の元となる成分です。
黒にんにくには、この【アリシン】がほとんどないため、
にんにく独特のニオイは消え、しかも、辛みが立たないのでにんにく本来の甘さが引き立ち、非常に食べやすい味になります。
実際に食べてみると、少しにんにくのニオイはしますが、甘酸っぱいプルーンのドライフルーツのような味を感じます。

私が食べた時の感想
製品によって味やニオイが違うとは思いますが、参考までに、ウチにあった黒にんにくの食レポです。
黒にんにくを袋から取り出して食べる直前や口に入れた時はやはりにんにくのニオイがします。
でも、普通のにんにくほどの強烈感はなく、感覚値ですが1/5~1/10ほどのニオイです。
味は辛味は全くなく、にんにく風味のプルーン(ドライフルーツ)といった感じ。
=プルーンぽい甘さ+少し酸味+にんにく風味でコクがある
=食べやすさはにんにくの比じゃないです!
食べた後の口の中にはしばらく弱めのにんにく味が残りますが、10分くらいすれば気にならなくなります。
歯磨きをしてしまえば、黒にんにくを食べたことさえ分からなくなるくらい。
よく、にんにくを食べた後の数時間は(ゲップで)胃からにんにくのニオイが上がってきますが、黒にんにくはそういうことはありませんでした。
これならニオイを気にする必要はなさそうですよ♪
黒にんにくの効果的な食べ方
黒にんにくは健康に良い「食品」ですから、いつ食べてもOKです。
ただ、いくら健康に良いからと言って、10個も20個も食べるのは体に良くないですし、それほど意味もありません。
黒にんにくの効果を引き出しやすい食べ方は
毎日、寝る前に1~2片を欠かさず食べること。
寝ている間(夜)は、体温が下がって免疫力も下がりますし、成長ホルモンが分泌されてお肌の修復時間でもあります。
その時間帯にしっかり作用するように、寝る前(夜食のあと)がいいと思いますよ。

副作用の心配はある?
色が黒いだけに、効きそうな半面、なんか副作用もありそう・・・。
なんて思われるかもしれませんが、黒にんにくは「食品」ですから、副作用はありません。
どなたでも気軽に食べることができます。
ただし黒にんにくは、もとをたどれば「にんにく」です。
にんにくは強い刺激成分を含んでいますので、胃腸の弱い方などは、食べ過ぎると胃痛や下痢などを起こす場合があります。
黒にんにくは、普通のにんにくよりも刺激成分が少なくなっていますが、もともと胃腸が弱い方は注意は必要ですよね。
また、1度に大量に食べたりするのもダメですよ。
食べてはいけない人
美容・健康に良い黒にんにくですが、以下の人は食べてはいけません。
抗血栓薬を常用している人
にんにくには、血液サラサラ作用があり、抗血栓薬【チクロピジン塩酸塩】【アスピリン】【シロスタゾール】【ワルファリンカリウム】の作用と重なり、青あざや出血が止まりにくくなったりします。
お薬を処方されている方は、あらかじめお医者様に相談の上、食べ始めるようにしてください。
黒にんにくの女性に嬉しい効果 まとめ
普通のにんにくと違って、黒にんにくは
- お肌に良い
- 血液に良い(血圧や冷えに良い)
- ニオイが少ない
- 食べやすい味
というのがメリットです。
にんにくを食べたくてもニオイを気にする女性は多いもの。
黒にんにくにはそのニオイがないうえに、抗酸化力によるアンチエイジングのほか、体に良い成分が摂れるということは、コラーゲンやプラセンタのサプリ・ドリンク商品を買うよりいいかも知れません!
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