
「赤ちゃんににんにくを食べさせても大丈夫なのか?」
離乳食が終わって、大人の食事メニューに近くなってくると気になります。
にんにく好きなママさんだと、にんにく入りの料理を作っちゃうけど、それを子供に食べさせて大丈夫なものか?
また、お子さんによっては、味覚がしっかりしていて、ご飯の味が薄味やワンパターンだとあまり食べてくれずにお悩みのママさんもいらっしゃるかもしれません。
そんな時に、にんにくが使えたら料理の幅が広がって楽ですよね。
今回は、にんにくを赤ちゃんに食べさせるならいつからOKか?また、食べさせるときの注意事項についてお伝えします♪

赤ちゃんににんにくはいつからOK?
離乳食後期(9~11ヶ月)から、少しずつOK!
※ただし個人差あり
離乳食の書籍や育児関連サイトなどを参照しても、だいたいこの時期からOKとしているものが多いですよ。
もちろん、最初のうちはにんにくの風味程度の量ですし、加熱したものから始めましょう。
3歳くらいまでは消化機能が十分発達していませんので、特に気をつけます。
市販の子供用カレーにもにんにく入ってます


定番のアンパンマンカレーや1歳からのしまじろうカレーにも少量ですがにんにくが使われており、1歳以降ならやっぱり大丈夫そう。

何で赤ちゃんににんにくはダメなの?
そもそも、何であなたは「赤ちゃんににんにく食べさせちゃったらヤバイかも?」って思ったのでしょうか?
にんにくの刺激成分は熱を通すと減る
そうですよね。
「なんか刺激が強そう!」と、経験的に分かってたからですよね。
にんにくのニオイの元でもある「アリシン」という成分は、生のにんにくをすりおろした時に出てくる物質で、強力な抗菌・殺菌作用があり、摂りすぎると、胃腸の粘膜を荒らしてしまうことがあります。
でも、焼くなど加熱することにより、この刺激成分が大幅に減りますので、消化機能の整っていない赤ちゃんには、すりおろしなどの生にんにくではなく、必ず熱を通したものにしましょう。
・生のにんにく・・・1~2片/日
・加熱にんにく・・・2~3片/日
大人でもこれくらいが適量と言われていますから、消化器官の整っていない小さな子供の適量は、加熱にんにく1片でも多いくらいでしょう。

にんにくアレルギーの心配は
免疫力が未発達である赤ちゃんにとっては、アレルギーも心配です。
にんにくでアレルギー反応を起こす方はゼロではありませんが非常に少ないですので、安心してよいかと思います。
もちろんにんにくは、加工食品に表示する、表示義務7品目+表示推奨20品目にはあてはまりません。
表示の義務がある 特定原材料7品目 |
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生 |
---|---|
表示が推奨されている 特定原材料に準ずる 20品目 |
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン |

もしにんにくアレルギーだったら
万が一、にんにくアレルギーだった場合は、一般的な食物アレルギーと同じような症状が出ます。
- 腹痛、下痢、嘔吐
- じんましん、湿疹
- 鼻水やくしゃみなど鼻の症状
このような症状が出た場合は、病院で検査を受けるようにしましょう。
赤ちゃんがにんにくを食べて下痢したんですけど
大人は大丈夫な量でも、まだ胃腸が未発達である赤ちゃんや小さな子供がにんにくの入った食べ物を食べると、下痢になったり、お腹が痛くなってしまうことがあります。
でもこれはほとんどの場合、アレルギーではなく、にんにくの刺激成分によるものでしょう。
先ほどもご紹介した、にんにく成分の「アリシン」は、強力な抗菌・殺菌作用があるので、胃壁を荒らして胃もたれや胃痛の原因になったり、大腸に住む善玉菌を殺菌して下痢になることがあります。
大人でも、にんにくを食べ過ぎたり、もともと胃腸が弱い方だと、胃痛や下痢になってしまいますから、子供ならなおさらですよね。
しばらくは消化の良いものやヨーグルトなどを食べさせて様子を見ましょう。

赤ちゃんににんにくはいつから まとめ
健康に良いからと言って、赤ちゃんや小さな子供に積極的ににんにくを食べさせようとする方は少ないと思います。
しかし、大人の食事に混ざっていてついうっかりとか、料理の味付けに必要だったりとかで、にんにくを使うことは十分考えられますよね。
特に生にんにくは刺激が強いので、くれぐれもにんにくを熱して使うことだけは守りましょう。
- 生後11か月以降なら少量OK
- 加熱調理なら刺激が減るのでOK
- アレルギーの可能性もわずかながらある

ママさんこそにんにくを!
毎日の育児は幸せで楽しい反面、夜起こされたり、急に病院に連れていったりと、ちょっと疲れちゃうことも。
にんにくは、太古の昔からスタミナ源として重宝されてきた元気食材ですから、疲れたママさんにもにんにくを食べてほしいですね。
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